オキシデーターA型｜らんちゅう金魚のことなら金魚一道

「オキシデーター」とは、

・電気を使わずに酸素を供給できる
・活性酸素により有機物を分解する
・水の透明度を上げる
・苔の発生を抑制する
・バクテリアを増殖させる

以上の効果が期待できる、ドイツ生まれの「酸素供給器具」です。

＜特徴＞
オキシデーター(以下OX)は、濾過バクテリアの大増殖により、あらゆる水槽の生物学的濾過を急増進させます。
大掛かりな機械を必要とせず(電源不要)、薬液(過酸化水素その他)を使い、特殊セラミックと触媒の働きにより「純酸素」を発生させる(欧米特許)。
使い方は簡単。付属の樹脂容器に薬液を充填し、セラミックビーカーに納めてに沈めるだけ。本製品1個で100～400㍑以下の池に対応し、補充液が満タンで2～3週間、酸素を発生し続ける。池が大きい場合は個数を増やすだけ。水流を発生することなく、溶存酸素量を増やすことが出来る。昔は高額だったが、卸問屋の努力により低価格化を実現。（ドイツ製）

＜利点＞
・エアレーションの発生させる空気は酸素の表面積を大きくしてるだけだが、本品は目に見えないほどの酸素を水中に溶け込ませることができる。
・水流が出来ないので、尾を重視する金魚に最適。
・酸素を大量に供給することで、良性のバクテリアの増殖を促す。
・水中のバクテリアが発生しやすくなる為、水質が綺麗になる。
・酸素を体内に吸収しやすくなると、病気予防・巨大化・色揚げが期待できる。
・有名ブリーダーが使用。金魚飼育に本品導入後、効果を認めたブリーダー多数。
・邪魔なチューブや電源不要。難しい使用法は一切無し。ただ水中に沈めておくだけ。薬液が無くなったら補充するだけの簡単メンテナンス。
・万一、エアレーションが停止した場合でも、本品は薬液が無くなるまで酸素を発生し続けるため安心。

＜注意＞
・薬液の過剰供給は酸素過多となる為、必ず規定水量の範囲内でご使用下さい。
・本品は触媒との化学反応によって初めて効果を発揮するものです。触媒が無いと全く効果はありませんので、メンテナンスの際は無くさない様お気をつけ下さい。
・池（水槽）の水量により、濃度の調整をする場合は、液を薄めから使用し、魚や水の状態を確認しながら徐々に濃くして下さい。
・本品は、薬液を薄める場合、精製水を使用することが推奨されています。開発国であるドイツでは「必ず精製水を使用する事」と説明書に書かれているそうです。日本では水道水そのままで薬液を薄めても差し支えありません。

＜お店ではこんな感じで使ってます＞


400～450㍑池のほぼ全部にOXを導入しています。金魚の体調もすこぶる良好。	親魚4匹が泳ぐ450㍑池にOX-A型を一個導入。本当はA型を2個沈めたいところですが、予算の都合上、今は一個で凌いでいます。導入当初は非常に高かったんです。	毎日、大量の餌を与えますので、いくらOXといえども1週間もすればこれぐらい汚れます。一応このぐらいの汚れになったら水換えしてます。OX導入前は2、3日に一度の割合で水換えしてましたので、大分水道代が減りました。

＜感想＞
・酸欠は「鼻上げ」をするのですぐに分ります。鼻上げの一歩手前の軽い酸欠は、力なく水面に浮かび上がります。「病気かな？」と思って近づくと、ビックリしたかのように潜って普通に泳ぐ。暫くするとまた浮かび上がるため怯えたように見えます。酸欠によるストレスは成長不良や病気の原因になります。特に日没から夜明けまでの夜間には注意して下さい。OXは高水温時の酸欠から金魚を守る働きがあります。
・パンフレットには「素晴らしい水質と驚くほどの透明度で楽々1～2ヶ月は水替え無し！」と宣伝文句が書かれています。当店で本商品を導入している池（400㍑）ではさすがにそこまで持ちません。毎日大量の赤虫やらランテミアを投入するからです。いくらOXといえども、大量の食べ残したエサと糞を短時間で分解する事は不可能です。1ヶ月も水換えをしなかったら確実に金魚は死ぬでしょう。但し、以前は2～3日に1度は水換えをしていましたが、今は10日間程度は水換えをしなくて済むようになりました。たった10日間ですが、水質悪化を極端に嫌うらんちゅう飼育で10日間は長いです。以前の当店なら考えられませんでした。また、毎日大量の水道水を使用しますので、1日水換えが延びただけでも水道代はかなり節約できます。それよりも、水換えによる金魚への負担が少なくなったのが嬉しいです。

■オキシデーターA型　（水量100～400㍑に適合）